★ヤン・ドゥリュー
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ジャノ・マグナム 2020
*Vin de France Rouge Jeannot 2020 Magnum / Yann Durieux
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*品種:ピノ・ノワール
ヤン自身が誠心誠意の仕事と
ありったけの愛をつぎ込まれて生まれたワインが、
この「ジャノ」です。
キュヴェ名の「ジャノ」は、愛する祖父のあだ名から
名付けられました。
2014年が初ヴィンテージとなり、
総生産量はバリックで4樽ほど。
ヤン曰く「1樽が試飲用、1樽は自分用。
2樽だけ売ることになるかな。」
オート・コート・ド ニュイの区画のなかでも、
ヤン ドゥリューなりの畑の格付けがあり、
レ・ポン→プルミエ・ポン→グラン・ポンと
そのヒエラルキーの階段をあがるごとに
複雑味と表現力が増していくのですが、
そのピラミッドの先端には
アペラシオンこそ名乗っていませんが、
ジュヴレ・シャンベルタンなどの
村名クラスのワインが、
さながらグラン・クリュのように
その尊大さを樽試飲の段階で見せつけてくれます。
そんな事実上のグラン・クリュの後に登場した
最高の位置づけとなる
テート・ド・キュヴェがジャノです。
ニュイ・サン・ジョルジュ1er Cruから
150m離れている
オート・コート・ド・ニュイから収穫され、
1980年植樹。
新樽で2年熟成した後、瓶詰。
この区画は祖父との思い出が詰まった畑で、
と言ってもあくまで「隣」の畑ですが、
そんなのお構いなしと、ヤン・ドゥリューの
人生そのものが投影されたかのような重厚な趣と、
どの彼のワインも凌駕する圧倒的なまでの
ヴァイヴレーションを放っています。
まさに「筆舌に尽くしがたい」というのが
率直な味わいの感想ですが、
眼の前のワインと対峙した時に
湧き出るように感じた感動は、
過去に数えるほどしか例のないものでした。
またそのワインが生まれた背景を
知れば知るほど、
その奇跡に感動をおぼえます。
オート・コート・ド・ニュイのとある
ひとつの畑から生まれたワインが、
そのテロワールから期待されるものを
突き抜けるほどに凌駕した表現力を備えており、
至宝のようなブルゴーニュの最上のワインたちと
比肩する品格と奥深さを備えている事実。
そして、それが純粋な自然派ワインの手法
(ヤン ドゥリューは自然酵母での発酵はもちろん、
瓶詰めに至るまで二酸化硫黄の添加を行いません。)
から生まれているという事は
一種の奇跡とも言えます。
「単なるオート・コート・ド・ニュイ
(ですらなくVdF) に
この価格はありえない。」と
皆さんは感じられると思います。
しかし、ヤン・ドゥリューが
このまごうことなき
トップ・キュヴェになぜこの価格を付けたのか、
そこに思いを馳せ、共感し、共鳴すれば、
その意味するところは
すぐさま理解できると思います。
正に背筋の伸びるピノノワールで、
様々な色の花束を渡されたかのような
フローラルな香りで、正に香水のよう。
試飲の際、ヤンにはどこか
「値段が理由に売れなくても気にしない」と
思っている節がありました。
しかしひとたび口にすると、
その抗することのできない魅力に、
この価格は彼の仕事と結果に対するプライドが
込められたものだと理解できました。
インポーターは野村ユニソンさんです。2本
容量:750ml
生産年:2020年
生産国:フランス・ブルゴーニュ
生産者:ヤン・ドゥリュー
葡萄品種:ピノ・ノワール
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