おもしろワインや もりたやのホームページにようこそ!
144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12
MAP
電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2026年07月03日 です。
| 2026年7月 | ||||||
★キャバレ・デ・ゾワゾー
●ヴァン・ド・フランス・ブラン・アトラクション 2023
*VIn deFrance Blanc Attraction 2023 / Cabaret des Oiseaux
*他のワインもご購入下さい。
*サン・ロタン村最高のリューディから生まれる
ドメーヌのフラッグシップ・キュヴェ
*心地良い液体の粘度は
なんともいえないエレガントで上品な印象。
柔らかく洋梨のような余韻がどこまでも伸びる。
2026年4月20日試飲
容量:750ml
生産年:2023年
生産国:フランス・ジュラ
生産者:キャバレ・デ・ゾワゾー
葡萄品種:シャルドネ
| 2026年7月 | ||||||
★ キャバレ・デ・ゾワゾー
CABARET des OISEAUX
★ジュラの新世代ドメーヌの中には、
フランスの他の地方から移住してきて
ナチュラルワイン造りを始める、
いわゆる「移住組」のヴィニュロンが数多くいます。
2017年にドメーヌを創設したジュード・スパエティも
その一人です。
アルザス出身の家系に生まれたジュードは
幼少期をパリで過ごし、パリで学業を修めた後は、
アフリカや南米などの途上国で10年以上に亘って
農業開発(主に穀物栽培)の仕事に携わっていました。
しかし、ナチュラルワイン造りをしたいと一念発起。
妻の Lucile リュシルとともにジュラに移住し、
レ・ドロミのセリーヌ・ゴルマリーの下で
半年程働きながら、
ブドウ栽培とワイン造りの基礎を学びました。
その直後の2017年、36才の時に自らのドメーヌ、
キャバレ・デ・ゾワゾーを立ち上げました。
ジュードは、近隣に住むディディエ・グラップや
ヴァランタン・モレルなどに教えを乞いながら、
ほぼ独学でドメーヌを始めたネオ・ヴィニュロンです。
ドメーヌの本拠はアルボワから
15キロ程南に位置するサン・ロタンの村にあります。
サン・ロタンのブドウ畑は、
主に三畳紀(トリアス)および
リアス期(ジュラ紀前期)の
泥灰岩からなる地質が特徴です。
サン・ロタンは、赤色泥灰岩(マルヌ・ルージュ)、
灰色泥灰岩(マルヌ・グリーズ)、
石灰岩の崩積土など、ジュラの中でも
特に多様で優れた土壌を持つことで知られています。
また、起伏に富んだ地形と古い地層の露出が、
この村で造られるワインに独特のミネラル感と
個性的な風味を与えています。
特に村の教会横の斜面にある
リューディ“ノヴラン”は
「村一番のテロワール」と評されています。
ドメーヌの栽培面積は2haで
全てサン・ロタンの村にあります。
6つの区画に分かれており、シャルドネ、
サヴァニャン、ピノ・ノワール、
トゥルソーを栽培しています。
2/3が所有畑で、1/3は借りている畑です。
プールサールはサン・ロタンでは栽培が難しいため、
今のところ栽培していません。
栽培は、設立当初からビオロジックを実践しています。
ドメーヌでは、高品質なブドウを収穫するために、
手作業を重視し、綿密で可能な限り自然な方法で
作業することに尽力しています。
防除措置には、ビオで使用が認められている銅や
硫黄は使わず、その代わりに、
醗酵植物エキス(イラクサ、スギナ、コンフリーなどを
水に浸して醗酵させた液体)を用いています。
また、ドメーヌでは馬と羊を飼っているため、
季節に合わせて全ての区画で、
馬による耕作と、羊の放牧
(羊が雑草を食べてくれる)をしています。
畝の間にはクローバーやライムギなどの
被覆作物(カバークロップ)を生やし、
雨や風による土壌の流出を防ぎ、
夏の地面の乾燥や冬の凍結を和らげています。
また、成長した作物を緑肥として
土にすき込んで、土壌を豊かにして、
地中の微生物の働きを活性化させています。
ブドウ畑にリンゴの木やサクラの木も植えて、
アグロフォレストリーも実践しています。
ブドウは手摘みで収穫され、
厳格に選果された後は、
野生酵母で自然に醗酵させ、
亜硫酸も含め一切の添加物を加えずに醸造されます。
濾過も清澄を行わずに瓶詰めされます。
ドメーヌ名の『キャバレ・デ・ゾワゾー』とは、
直訳すると「鳥たちのキャバレー」という意味ですが、
これは、フランス語で、
オニナベナ(鬼鍋菜)という植物の別名です。
ドメーヌのブドウ畑には、他ではあまり見られない
このオニナベナが自生しているため、
それをドメーヌ名にしたそうです。
この植物は葉が茎を抱くようについており、
その付け根に水が溜まる構造になっています。
その溜まった水を鳥たちが飲みに来ることから
「鳥たちのキャバレー」と
呼ばれるようになったそうです。
ちなみにジュードはパリ大学時代に、
弊社取り扱いのミュスカデの造り手ピエール・ゴワゼと
同級生だったそうです。
ピエール・ゴワゼによると、
学生時代のジュードは、ビートルズの名曲にちなんで、
友人たちから「ヘイ・ジュード!」と
呼ばれていたそうです。
未だにインスタなど SNS を全く使わないジュードは、
土にまみれて働く根っからのヴィニュロンです。
彼の造るワインは、純粋で透明感があり、
テロワールを真に尊重し丁寧に造り上げられた
本格派のワインです。
同時に現代的なニュアンスも兼ね備え、
活力に満ちています。
しかし、残念ながら生産量はごく僅か。
良作年でもドメーヌの総生産量は4千本程度。
シャルドネ以外は多くても2樽しか造られません。
このため販売はフランス国内とドイツ、イタリア、
スペインなどの近隣国に限られていました。
弊社は2025年の秋に
ドメーヌを訪問しましたが、
在庫に残っていたのは2023年の
シャルドネがごく僅かでした。
しかし、その味わいにとても感銘を受け、
なんとか口説き落とし、
日本への輸入が実現しました。
2024年はジュラ全土が不作の年で、
キャバレ・デ・ゾワゾーでも生産量はゼロです。
このため2025ヴィンテージの入荷は
早くても2年後になります。
折りたたむ