★ゲブリューダー・マティス
●ナチュール・ブラン 2022
*Natur Blanc 2022 / Gebrüder Mathis
*塩味の気いいたグレープフルーツや
レモンの綺麗な柑橘系の味わいが
とってもジューシー。
少しハーブ感もあって嬉しい味わいです。
昨年の入荷時は試飲できませんでしたが
格段に美味しくなっているそうです。
2025年6月4日
*生産者のコメント
柑橘系の爽やかな香り。
ほのかな花の香り
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、繊細な酵母の香り。
信じられないほど飲みやすい品質が
このワインの特徴です。
11.0%の軽めのワインにもかかわらず、
口の中にフルボディで
ジューシーな感覚が長く続きます。
*オルボーの村岡くんのコメント
ジンジャーブレッド、甘い蜜をたっぷり含んだ
シロツメクサ、わずかにクリスプ。
シュール・リーのような酵母の香味が
控えめに重なります。
フレッシュで瞬発的に閃光する酸、
洋ナシの香り、わずかな収れん。
果実が沈むことなく上向きのベクトルで
ジューシーに疾走する。
昨年リリース直後のアタックの
果実の華やかさが落ち着き
ジューシーさが向上した印象です。
(2025年6月 村岡)
試飲会後二日間持ちまわりましたがネガティヴは皆無です。
僅かに発泡が見て取れる外観、
シェイクしたら泡立つレベルですが
ペットナットほどの気圧は感じられません。
シュール・リーに由来する甘いパンのクラム、内側。
初夏の甘い蜜を孕んだスイカズラの花、
瑞々しい果汁たっぷりの白桃。
果実味一本鎗のシンプルな果実味、
伸びやかでストレスフリーに口の中で広がります。
軽快ながら目が細かく詰まった果実の粒子は
料理との受け止めも幅広く楽しめます。
ドイツ新世代のナチュラルスタイルワインは、
ともすればエッジの立った酸が
目立つことも少なくありません。
彼らのワインはこのエントリーラインで
すらしっかりと完熟した果実の風味が感じられ
土地由来の酸が穏やかに調和して支える
バランスの良さがあります。
ドイツ新世代は酸がキツイ……と思っている方にも
納得していただける喉を潤すワインです。
(2024年5月 村岡)
*品種:ミュラー・トゥルガウ 100%
畑・土壌:トゥーニベルグの石灰質
収穫:9月12日、100%手摘み
醸造・熟成:天然酵母による自発的な醗酵。
ステンレスタンクで熟成。
5ヶ月間シュール・リー、
5ヶ月間ステンレスタンク熟成。
9ヶ月間225リットルの古樽で熟成。
瓶詰め前にごく少量SO2添加。
アルコール度数:11%
残糖:2.6g/L
総酸度:5.9g/L
インポーターはオルボーさん 12本
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:ドイツ・バーデン
生産者:ゲブリューダー・マティス
葡萄品種:ミュラー・トゥルガウ
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